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技術部 草壁 史

Interview01

お客様の期待にいつでも応えられる、
穴あけとアンカー工具のエキスパートへ。

【商品開発職】技術部

草壁 史
Fumito Kusakabe
2015年入社

小さな壁を乗り越え続け、大きな喜びに

大学院で材料学を専攻していたこともあり、就職活動では製造業を中心に自分の研究分野を活かせる企業を探していました。その中で研究開発に意欲的なミヤナガに出会いました。なかでも特に魅力を感じたのが、研究設備面。大学院で使っていた研究設備と同じものを使用するなど馴染みある研究環境で働けることが入社の決め手となりました。現在は道路工事などに使用するドリルやあと施工アンカーの新商品の開発を行っています。図面を起こし、その図面に沿ったサンプルを制作するほか、実験も実施。サンプルデータを集め、耐久性や安全性等についても調べます。実験では期待した結果がすぐに出るとは限りません。大切なのは、うまくいかない時こそ試行錯誤を繰り返し、小さな壁を乗り越え続けること。こうして自分が描いた図面から新製品が生まれ、世に出た時には大きなやりがいを感じます。

小さな壁を乗り越え続け、大きな喜びに

未知への挑戦は苦労とやりがいの連続

特に印象深いのは、製品の品質や性能の確認のために専用の試験機を海外から導入したプロジェクト。日本では同様の機械が無く、全てが初めての試みでした。試験機の仕様決定のために海外の大学へ打合せに行ったり、メールで詳細を詰めていったりと、業務面でも新しいことの連続。英語と触れ合う機会が多く大変でしたが、仕様書や試験基準を読むうちに少しずつ慣れ、日常会話程度ならできるようになりました。現在もプロジェクトは進行中。機械の導入自体は完了していますが、日本に試験規格が無い中で、さまざまな種類の試験を網羅すべく取り組んでいるところです。最初の頃は機械がうまく動かないなどトラブル続きでしたが、徐々に軌道に乗ってきました。新しいことに対する勉強は絶えませんが、その分やりがいがあり、着々と試験結果を出せているので達成感もひとしおです。

未知への挑戦は苦労とやりがいの連続

部署を超えた活発な社内コミュニケーション

入社後はOJTを中心に仕事を覚えていきました。先輩方は気さくな方が多く、職場の雰囲気もアットホーム。おかげで慣れない図面制作もすぐに覚えることができ、入社1年ほどで一通りの工程を行えるようになりました。現在は主任として後輩たちを引っ張っていく立場。私がそうしてもらったように、質問や相談にはできるだけ早く応えるよう意識しています。また、仕事以外でのコミュニケーションを取りやすいのも当社の魅力です。スポーツ大会やボーリング大会、社員旅行など、1年を通してさまざまなイベントが充実しているほか、サークル活動も活発。私はテニス部と登山部に在籍し、登山部では部長を務めています。前回はみんなでお弁当を持って六甲山に行きました。部署や課の垣根を超えた交流を通してつながりを持てることは、仕事においても良い影響があると思います。

部署を超えた活発な社内コミュニケーション

目指すのは、穴あけとアンカー工具のエキスパート。というのも、入社してから現在までまだ一部の社内商品にしか携わっておらず、仕組みや細かい特徴についてわからない商品がまだまだあるからです。お客様との打合せでも自分が知っている範囲でしか提案できないことが課題。商品ラインナップが豊富で幅広いシーンに対応できる当社だからこそ、お客様との打合せを通してどんな穴あけやアンカー部材を望まれているかを汲み取り、最適な解決方法を提案できるようになりたいです。そのためには、社内外問わず多くの商品や工法について学んでいくこと。その上で、これまでの技術の応用や新技術の考案などを行い、提案力も鍛えていきたいと思います。

目指すのは、穴あけとアンカー工具のエキスパート